研究課題/領域番号 |
16K00420
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウェブ情報学・サービス情報学
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
大囿 忠親 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90324475)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ウェブ同期アルゴリズム / ウェブリアルタイム同期 / リアルタイム協調編集 / 共創支援システム / 多層Canvasレイヤー / 共創支援 / 反転講義支援 / ウェブインテリジェンス / 協調作業支援 |
研究成果の概要 |
多数のオブジェクトがほぼ同時に更新されるようなWebアプリケーションにおけるリアルタイムな協調作業の実現を目的として、同期時の認知メカニズムを考慮した同期アルゴリズムを開発した。本研究成果は、具体的には次の3点である。1つ目は、リアルタイムな協調作業における認知メカニズムに関連して、画面内におけるユーザの注視点を見積もるための手法を実現した点である。2つ目は、リアルタイムな協調作業支援のためのバッチ編集に対応した効率的なWeb同期アルゴリズムを実現した点である。3つ目は、応用システムとして、共創支援システム、プログラミング演習支援システム、反転講義支援システム等を開発した点である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的意義は、Web協調作業におけるオブジェクトの同期に対するユーザの認識過程を明らかにすることで、同期時における認知負荷の低いオブジェクトの表現を可能にし、ユーザの同期オブジェクトの更新に関する認識を効果的に支援するためのWeb同期アルゴリズムの実現にある。認知メカニズムを考慮しつつ協調作業における高いリアルタイム性を実現することは、技術的優位性がある。また、社会的意義は、リアルタイムなWeb協調作業における作業効率の改善に貢献する点である。応用分野として、共創支援システム、ウィンドウ配信型演習支援システム、反転講義支援システム、ARを用いたプレゼン支援システム等が挙げられる。
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