研究課題/領域番号 |
16K00433
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウェブ情報学・サービス情報学
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
齋藤 正史 金沢工業大学, 情報フロンティア学部, 教授 (00759425)
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研究分担者 |
清原 良三 神奈川工科大学, 情報学部, 教授 (70646637)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ITS / 交通流 / 交通ボトルネック / 公共交通 / 高度道路交通システム(ITS) |
研究成果の概要 |
中核都市とその周辺の住宅街において通勤・通学の交通量削減に関する研究を実施した。5年に1度調査される主要道路の交通量調査データ(道路交通センサス)と携帯電話の存在数をもとに計測されたデータを組み合わせ、任意の日時の道路交通センサスで調査された道路の交通量を推定する方式を確立した。推定方式は金沢市のデータをもとに行い、富山市のデータにて検証を行った。 また、地点で計測される車両台数データをラベル付けされた各車両の走行データに変換する方式を提案・実装し、ミクロ交通流シミュレータにて車両交通を再現することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本に58ある中核都市における任意の日時の自動車の交通量を推定する方式を提案・検証した。推定方式は、5年に一度計測される自動車の地点での交通量と時間・地域ごとの携帯電話の存在数という2つの性質の異なるデータを用いている。これは、異なる性質を持つデータを相互補完することが可能であることを示している。 また、地点での交通量データを自動車の走行データに変換する方式も確立し、コンピュータ上で自動車走行を再現可能とすることができた。これは、イベント参加者による交通増加場所の推定、道路封鎖に伴う他場所の渋滞の状況などを推定に応用することができる。
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