研究課題/領域番号 |
16K00452
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
前田 亮 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (20351322)
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研究分担者 |
バトジャルガル ビルゲサイハン (バトジャルガル ビルゲ) 立命館大学, 衣笠総合研究機構, 研究員 (30725396)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | メタデータ / 浮世絵 / レコード同定 / エンティティリンキング / 情報図書館学 / 多言語処理 / ディジタルアーカイブ |
研究成果の概要 |
本研究では,近年急速にディジタル化が進んでいる人文系資料のディジタルアーカイブの有効活用を目的として,世界中に散在するディジタルアーカイブ間の同一実体レコードを自動的に発見し,それらをリンクさせる技術を確立することを目標として研究を行った.その成果として,多言語かつ異種のディジタルアーカイブから同一実体を表す関連レコードを発見して動的にリンクさせることで,これまで個別にアクセスするしか方法がなかった複数のディジタルアーカイブに対して統一的なアクセス手段を提供するという当初の目標を達成することができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果により,これまでデータベース間のリンクがほとんど存在せずばらばらに存在していた,世界中に散在する人文系ディジタルアーカイブが自動的に連携されることになる.また, 同一の実体を表す関連レコードが集約されることにより,ある著作に対するメタデータの補完や誤りの発見にも繋がることが期待できる.これらより,これまでの人文系研究のように特定の分野や言語に閉じることなく,これらの壁を越えた,従来の人文学研究の方法論にとらわれない新たな研究手法への発展が期待でき,人文系研究の進展に貢献できると考えている.
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