研究課題/領域番号 |
16K00477
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
学習支援システム
|
研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
川村 尚生 鳥取大学, 工学研究科, 教授 (10263485)
|
研究分担者 |
高橋 健一 鳥取大学, 工学研究科, 准教授 (30399670)
菅原 一孔 鳥取大学, 工学研究科, 教授 (90149948)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | e-Learning / 分散システム / P2P / モバイルエージェント / 分散ハッシュテーブル / Chord / 分散協調学習支援システム |
研究成果の概要 |
我々は,高価なサーバ機や大容量ネットワーク設備への投資を行うことなく,多数の学生が同時に使用できる分散型e-Learningシステムの開発を目指している.本研究の主要な成果は,分散型e-Learningシステムのフレームワークを設計・開発したことである.すなわち複数のe-Learningサーバ群に問題データや機能を分散配置し,サーバが動的に参加・離脱できるシステムを,分散ハッシュテーブルを基にして設計した.また,同一コンテンツを多数の学生が同時利用する場合の応答性能を向上させるために,コンテンツを複製してアクセスを分散させる.この複製に関する基礎的な知見が得られたことも本研究の成果である.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教育機関におけるe-Learningシステムにおいて,高拡張性を安価に確保するための知見を得た.e-Learningシステムは,学生が自習等に利用するためには高性能は不要だが,動画を用いた研修等を大勢が同時受講する場合には極めて高い性能が必要である.本研究では,安価なパーソナルコンピュータを動的に追加することで,利用者数等の増大に適応できるe-Learningシステムの構成手法を開発した.
|