研究課題/領域番号 |
16K00479
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
学習支援システム
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研究機関 | 明石工業高等専門学校 (2017-2019) 高知大学 (2016) |
研究代表者 |
竹岡 篤永 明石工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (30553458)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ストーリー中心型カリキュラム / インストラクショナルデザイン / eラーニング / ストーリー型教材 / 振り返り / 授業設計 / eラーニング / 学習支援 / SCC |
研究成果の概要 |
本研究は、eラーニングによるストーリー型教材の、“ストーリーならではの効果”を高める枠組みの構築を目指すものである。ストーリー型教材では、教材にリアリティある文脈を導入することによって疑似体験の場を作り出すことができる。 これまでに得られた、学習者が学習中の振り返りを通じて、特に、学習内容を学習者自身のリアルな環境において捉え直すことにより、ストーリー型学習の効果が高まるという知見から、本研究では、開発したストーリー型eラーニング教材の成果を整理すると同時に、学習におけるふりかえりの効果を検証し、ストーリーならでの効果を整理した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は二つある。一つ目はeラーニングの可能性を広げることである。現実生活と仮想世界を結びつける良い教材、それを支援する有効な振り返りツールができれば、eラーニングの可能性をもっと広げることができる。ストーリー型の教材は、現実社会をまず示し、そこから何を学べばよいのかを考えながら学んでいくための教材であり、この効果を明らかにすることには意義がある。二つ目は学習者の自律的な学習能力を高めることである。自律的な学びは社会で生きていくために必要な能力の一つである。現実文脈と学習内容との意味づけは自立性を促し、eラーニングの可能性を広げるだけでなく、自律的な学び方の養成にも寄与すると考えられる。
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