研究課題/領域番号 |
16K00577
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価
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研究機関 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
Tin・Tin Win・Shwe 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境リスク・健康研究センター, 主任研究員 (00391128)
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研究分担者 |
渡邉 英宏 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境計測研究センター, 主任研究員 (60370269)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 環境汚染物質 / 発達神経毒性 / ラット / MRI / 神経毒性 / 発達期 / 二次生成有機エアロゾル / 自閉症モデル / 発達期曝露 / 脳神経 |
研究成果の概要 |
近年、発達障害と呼ばれる自閉症スペクトラム障害(ASD)およびアルツハイマー病などの罹患率が上昇しているが、原因はまだ不明である。このような原因 は遺伝的要因のみではないため、環境中に存在する化学物質が発症に影響を与えている可能性が考えられる。大気中のエアロゾルに含まれるガス状成分が酸化し、二次有機エアロゾル(SOA)が生成される。本研究では、自閉症モデルラットおよび発達期に化学物質 であるバルプロ酸あるいはディーゼル排ガス由来二次生成有機エアロゾル曝露されたラットの社会行動、遺伝子発現について調べ、また近年技術的に進歩した非侵襲的な画像化方法(MRI)で脳 の変化を評価する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医学および生物学における動物の使用は不可欠ですが、研究者は使用される数を減らし、それらの使用方法を改善するために積極的に取り組んでいる。 このMRI法は実験のために動物を減らし、再利用しそしてリサイクルするのに適している。動物との実験方法を改善すると、結果の信頼性が高まり、また実験がより人道的で効率的になる。イメージングを使用することにより、個々の動物の寿命を通して病気の進行を見ることができ、したがって使用される数を劇的に減らすことができる。イメージングはまた、一度にいくつかのバイオマーカーを見ることにより、単一の実験でより多くの質問に答える可能性を提供する。
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