研究課題/領域番号 |
16K00580
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価
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研究機関 | 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 |
研究代表者 |
浅見 光史 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, その他部局等, 研究員 (80446591)
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研究分担者 |
岡 秀行 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, その他部局等, 研究員 (80399518)
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 海底堆積物の広域・局所的変動 / 放射性核種海洋移行 / 質量保存流速場モデル / 海底堆積物 / 狭域海流場 / 遠方後流領域 / 放射性核種海洋移行モデル / 海洋モデル / 開境界条件 / 海底地形 / 海面-大気相互作用 / 放射性核種移行モデル / ダウンスケール / 海洋堆積物 / MASCON |
研究成果の概要 |
2011年に発生した原子力発電所事故から海洋へ放出された放射性核種は海底へ堆積され、その結果、局所的に放射性核種が高濃度になる場所が存在するほか、海底堆積物内部の鉛直方向に放射性核種の濃度分布が形成されることが明らかにされている。本研究では、福島沿岸の計測結果から海底堆積物内部の放射性核種の濃度分布の主要因を海底堆積物の変動から評価するとともに、堆積物内部における放射性核種の濃度分布を再現できる放射性核種の移行モデルを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
放射性核種の海底堆積物に沈着した濃度分布を形成する主要因が明らかになることで、放射性核種吸着後の海底堆積物の濃度の経時変化が把握できるようになる。その結果、従来大規模かつコストのかかる海域モニタリングが実施されていたが、本研究で開発した手法を利用することにより、放射性核種放出によってもたらされる漁業等に与える環境影響を評価するために有益な情報を提供することが容易になる。
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