研究課題/領域番号 |
16K00693
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境政策・環境社会システム
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研究機関 | 中村学園大学 |
研究代表者 |
近江 貴治 中村学園大学, 流通科学部, 准教授 (50613832)
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研究分担者 |
吉田 文和 愛知学院大学, 経済学部, 教授 (70113644)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 物流 / ロジスティクス / 排出量算定 / 低炭素社会 / 環境政策 / 貨物輸送 / サプライチェーン / CO2排出削減 / 温暖化対策 / 省エネ法 |
研究成果の概要 |
本研究は、これまでの運輸部門の環境対策・政策に関する研究が、物流においても有効性を持ち得るかについて検討を行いつつ、環境配慮型のロジスティクスの構築可能性と低炭素社会における物流・ロジスティクス政策の方向性を明らかにした。 研究申請時より技術的、政策的状況が大きく変わり、本研究成果としては、排出削減活動を促し評価できるようなロジスティクス活動のフェーズに対応した新たな理論への枠組みを提示するとともに、そこでの排出量算定の標準化に向けた動向を調査し、および日本の政策と調和させる必要性を導出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、地球規模で拡大しているサプライチェーン、ロジスティクスの実態に基づいて、温暖化防止に実効性のある取組みを促進するための、理論的枠組み構築に向け、従来の環境経済学や政策論にない視点から検討し、その道筋をつけたという点において意義を有する。また、直近の技術開発や国際的取り組みの動向を踏まえ、とくにCO2排出量算定の標準化に向けた取組みについても調査し、日本の政策に対しても具体的な課題を提示している。
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