研究課題/領域番号 |
16K00695
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境政策・環境社会システム
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研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
清水 真 中部大学, 経営情報学部, 教授 (20505341)
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研究分担者 |
柯 麗華 静岡産業大学, 情報学部, 教授 (60582377)
海老原 毅 富山高等専門学校, その他部局等, 准教授 (80342484)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | バックワード・チャネル / 環境保全 / 小売業 / 消費者 / グリーンコンシューマ / 小売企業 / 環境保全対策 / インタビュー調査 / 中国系小売企業 / 外資系小売企業 / リサイクル企業 / 廃棄物の回収 / 環境政策 |
研究成果の概要 |
申請研究の目的は、中国の小売企業において環境保全に関する取り組みの普及を促進させるためのインパクト要因を明らかにすることである。研究期間内に、3点について調査を実施した。①消費者を対象としたアンケート調査、②中国政府である環境保護局への訪問調査、そして③小売企業への訪問調査を実施してきた。 調査の結果、現段階での小売企業に与える環境保全策の取り組みへのインパクト要因としては、消費者よりも中国政府による環境保全策の方針が大きいことがわかった。ただし、中国においても環境問題に対する関心が高まっており、今後、消費者が小売企業に及ぼす影響は大きくなると予測される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中国における大都市での小売企業の環境保全活動の普及を検討することが、研究における最終的な目的である。しかし、その研究の前提となる中国におけるグリーンコンシューマの実態調査、特に中国政府主導による環境保全策に関する小売企業の動向研究、各大都市での環境保全に関する小売企業の課題を比較・整理した先行研究は環境マーケティングの分野でほとんど進められてない。これらの研究を進めることは、中国における環境保全への取り組みの進展に大きく寄与する。
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