研究課題/領域番号 |
16K00701
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
松本 文夫 東京大学, 総合研究博物館, 特任教授 (20447353)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 空間 / 構築 / 環境 / 標本 / アーキテクチャ / デザイン / 記憶 / 環境デザイン |
研究成果の概要 |
「空間標本」とは、建築や都市の中から取り出された「空間の部分」のことである。本研究は、さまざまな空間標本を収集してデザイン資源とし、新たな空間の構築に結びつけることを目標とする。研究内容は空間標本の「収集分析」および「構築活用」からなる。収集分析研究では、空間標本の仕様策定から収集蓄積を経て事例の類型分析を行なった。構築活用研究では、類型分析を受けて空間の構築原理の抽出を行い、それをもとに新たな空間創出に取り組んだ。プログラム系、デザイン系、スペース/エレメント系の構築原理を導き出し、空間の部分の連鎖から全体を計画する活用実践を行なった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は建築や都市を対象とする「空間標本」という共通の枠組を設定し、これを用いてさまざまな空間を収集分析し、新たな空間の構築活用に結びつけることを目的としている。空間標本を環境計画のためのデザイン資源ととらえ、その蓄積から得られる知見を創造実践に結びつけることを目指している。研究の意義は、第一に建築の施設単位の枠組を超えた、空間の連携による拡張的な環境計画が可能になること。第二に空間の構築原理(アーキテクチャ)の導入により、多様なデザインのアイディアを複合的に構築できることである。
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