研究課題/領域番号 |
16K00707
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
福田 知弘 大阪大学, 工学研究科, 准教授 (80379114)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | デザイン設計支援 / 拡張現実感 / 景観 / シミュレーション / 複合現実感 / 環境推定 / 緑視率 / 深層学習 / 天空率 / 隠消現実感 / アルゴリズム / Structure from Motion / 設計工学 / 環境質定量化・予測 / 可視化 / 環境調和型都市基盤整備・建築 / シミュレーション工学 |
研究成果の概要 |
本研究で構築した,建築・都市分野でのAR(Augmented Reality: 拡張現実)システムは,設計対象である3次元仮想モデルをライブ映像と同じ視点から重ね合わせて表示するだけでなく,現状の環境認識機能が付与されたものである.具体的には,3Dモデルとライブ映像との光学的整合性,緑視率などの自動推定,3Dモデルとライブ映像との正確な前後関係(オクルージョン)処理などを画像処理や深層学習を用いてARシステムに実装した.開発したARシステムを大阪大学吹田キャンパス内の仮想プロジェクト等に適用した結果,その有用性が示唆された.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
建築・都市分野では,設計対象など現存しない3次元空間や,視野に含まれる緑の量など視認が困難な対象が含まれる.本研究は,これら肉眼では見えない情報を,より高精度・高機能な状態で実現可能なAR(拡張現実)システムを開発したものである.ARは,ユーザーがAR体験している現実空間とつながりを保ちながら,見えない情報を現実空間に重ね合わせることができるため,設計対象地や建設現場などの現実空間で,高い臨場感の中で建築・都市の検討が可能となる.
|