研究課題/領域番号 |
16K00715
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
|
研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
加藤 大香士 名古屋市立大学, 大学院芸術工学研究科, 准教授 (90362285)
|
研究協力者 |
石垣 邦彦
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 予防医学 / ヘルスケア / 生体情報 / 生体医工学 / 臨床 / デザイン / 計測 / 予防医工学 / 生体計測 / 生活習慣病 / 腹部 / 生理指標 / 予防医療 / 臨床医療デザイン / 計測システム / 自律神経反射 / 触診 / プロダクトデザイン設計 / 統合デザイン / 生体計測デバイス / ヘルスケアシステム |
研究成果の概要 |
新しい健康指標として上腹部の柔軟度を定義した。開発したセンサユニットを用い、研究協力機関のクリニックにおいて計測実験を行い、基礎的な知見を得た。また、客観的な測定を実施するために、汎用の小型ロボットアームを活用し、独自に試作したセンサユニットを用いた計測装置を構築した。機構と動作アルゴリズムを開発した。熟練者の手を介さずに客観性を重視した上腹部の計測方法と解析手法の基礎を構築することができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
上腹部の上下運動と自律神経系との相関を臨床現場における計測プロトコルによりデータ収集し、解析を進めた。その結果、上腹部腹壁の運動度に有意な変化をみとめた。 上腹部柔軟性の生理的機序を解明、実証するフェーズを通して、臨床応用をめざしたセルフ・ヘルスケア・デバイスとしての上腹部柔軟度モニタリングシステムを開発するための基礎的な知見を獲得できた。予防医学のためのデザインとして、ユーザが自身の体調を感じ取ることができる健康指標として上腹部の柔軟度は有力である。また、生活習慣病が蔓延する現代において、個々人の健康管理を客観的にしていくためにも本研究の成果が必要である。
|