研究課題/領域番号 |
16K00719
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 淑徳大学 |
研究代表者 |
杉原 麻美 淑徳大学, 人文学部, 准教授 (60742137)
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研究協力者 |
阪井 和男 明治大学, 法学部, 教授 (50225752)
有賀 三夏 東北芸術工科大学, 基盤教育研究センター, 講師 (40643755)
戸田 博人 明治大学, 研究・知財戦略機構, 研究推進員 (80644393)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 協働学習 / 学習デザイン / 世代間交流 / 表現教育 / キャリア教育 / ICT活用 / 情報デザイン / アクティブ・ラーニング / ICT |
研究成果の概要 |
本研究では、世代間交流による協働学習の可能性と教育効果を示すことを目的に、「大学生×児童×働く親」による協働学習を実施した。児童は大学生の支援を受けながら親や大学を取材し、タブレットを用いて記事制作とプレゼンテーションを行う。このプログラムには、キャリア教育、表現教育、ICT活用の側面があり、プログラムの前後では、多重知能理論(Multiple Intelligence:MI)にもとづくMIテストの結果から学生の言語的知能(linguistic)の上昇傾向がわずかに確認できた。このような属性の異なる学習者間での協働学習の事案について取材を行い、実施したプログラムとあわせて書籍にまとめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
実施した協働学習の学術的背景には、国際的研究機関CCR(the Center for Curriculum Redesign)が提唱する21世紀型教育の4つの次元(知識、スキル、人間性、メタ学習)のモデルがある。本取り組みでは、知識(仕事、大学等の理解)、スキル(ICT活用、情報編集)、人間性(異年代との関わり方、他者理解、自己理解)を包括したメタ学習(新たな学び方の獲得、キャリア観と学習観の醸成、観察からの気づき)を誘発する学習デザインを示した。 また、日常で接点の少ない「児童-学生」「学生-子育て世代」の交流機会を作ることにも社会的意義がある。
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