研究課題/領域番号 |
16K00790
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衣・住生活学
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研究機関 | 福岡女子大学 |
研究代表者 |
庄山 茂子 福岡女子大学, 国際文理学部, 教授 (40259700)
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研究分担者 |
栃原 裕 九州大学, 芸術工学研究院, 名誉教授 (50095907)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 循環型社会形成 / 職場における制服 / リサイクル / 作業効率 / 男女共同参画社会 / 受付制服 / デザイン / クリニック / 印象評価 / 循環型社会 / 制服 / 3R / 男女共同参画 / 企業 / 環境対策 / 人間生活環境 / 環境政策 |
研究成果の概要 |
職場の制服に関する事務職員を対象にした調査では、制服着用者は私服着用者より制服を着用することで職場に一体感が出ると感じ、朝起床後から出勤するまでの時間や一か月にかかる被服費が少なかった。私服着用の大学職員を対象にした私服と制服着用時での計算問題や文字検索の被験者実験では、制服着用時の方が作業効率は高かった。クリニック受付スタッフが着用した制服に対する患者の評価では、ワンピースが好まれたが、パンツスタイルのデザインを工夫することで「接遇の内外面、冷静さ・真面目さ」が高く評価された。職務遂行と循環型社会形成に制服の有効性が示唆され、男女共同参画社会実現にむけて制服のデザインの工夫が求められる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、地球温暖化防止のために「クールビズ」、「ウォームビズ」という視点から環境に配慮したオフィスウエアに関する研究がなされてきた。本研究は、職場における制服の採用が一人ひとりの被服の購入量の削減や、いいものを「長く着る」ということへの関心につながることを期待するものである。また、同一素材の制服は回収・リサイクルしやすいという点から制服の採用を通じて企業の社会的責任(CSR)を果たす動きにもつながる。職場における制服の研究成果は、快適で能率的に仕事を遂行する環境づくりに役立つとともに、わが国がめざしている循環型社会形成ならびに男女共同参画社会実現のための重要な示唆となった。
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