研究課題/領域番号 |
16K00796
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衣・住生活学
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研究機関 | 共立女子大学 |
研究代表者 |
丸田 直美 共立女子大学, 家政学部, 教授 (70183621)
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研究分担者 |
宮武 恵子 共立女子大学, 家政学部, 教授 (40390124)
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研究協力者 |
小松 千佳
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 中年女性の体型特徴 / 三次元人体計測 / 相同モデル / 3D着装シミュレーション / 相同モデル化 / 衣服素材表現 / 3D着装シュミレーション / 被服設計・生産 |
研究成果の概要 |
アパレル製品設計において3D-CADが急速に発展している。そこで、50代女性をターゲットとした衣服設計のための3Dシミュレーションモデル開発に向けて、3D上で着装させるボディの検討と3D上での衣服素材表現の検討の2つの視点からの研究を目的とした。 着装用ボディの検討においては、40~64歳の中年女性168名(平均51.5歳)の三次元計測を実施し、中年女性の体型の特徴や若年女性との違いを明らかにした。 3D上での衣服素材表現の検討においては、実際に作成した衣服(フレアースカート)のシルエットと、3D上でシミュレーションしたシルエットを比較し、生地別に素材表現が正確になされているかどうか確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アパレル製品設計において、納期の短縮やコスト削減などの効率的供給体制の確立が求められる中、3D-CADの需要はさらに高まると予想される。そのため、人体計測データに基づいた50歳代中年女性の体型情報を提供することによって、3D上でよりリアルなボディを作成することができ、若年女性とは異なる中年女性向け既製服パターンの検討や改良に貢献できる。さらに、衣服素材の3D上での表現について評価を行うことによりシミュレーション可能な素材範囲等の現状の技術を把握することができる。これらの研究成果は、前述の納期の短縮やコスト削減に直結すると考えられ社会的意義は大きいと考えられる。
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