研究課題/領域番号 |
16K00857
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
新井 英一 静岡県立大学, 食品栄養科学部, 教授 (60325256)
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研究協力者 |
佐久間 理英
川上 由香
岡本 憲典
山本 純暉
菊地 実奈子
川本 桂祐
成島 悠里
金澤 真希子
八木 捺季
秋山 萌
金子 麻由
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 遊離脂肪酸 / 時間栄養学 / 血糖値 / 夕食の遅延 / 食後高血糖 / 時間栄養 / 栄養学 / 生理学 |
研究成果の概要 |
遅い時刻の夕食摂取が、比較的早めの夕食摂取に比して、どのような影響を及ぼすかについて、特に、食事摂取のタイミングと食後高血糖および血清遊離脂肪酸濃度との関係について検討した。健常者を対象に、異なる時間帯に規定の夕食を摂取した後、ならびに翌朝食時の試験食摂取後の血清パラメーターの変化について評価した。その結果、夜遅い時刻に夕食を摂取することで、夕食時だけでなく翌朝の食後において、血糖値が高値を示すことが明らかとなり、その変化に対して、食前の遊離脂肪酸濃度の関与が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
夜間の飲食が肥満やメタボリックシンドロームの発症に関与し、「時間栄養管理」の重要性が注目されているが、遅い時刻の夕食摂取がどのような影響を及ぼすかは不明であった。医療現場における栄養指導・栄養管理は、栄養素の「質・量」といった内容に重点が置かれ、「食行動・摂取タイミング」については、十分なエビデンスの構築がなされていなかった。本研究は、時間栄養管理といった新たな栄養管理法として、臨床の現場のみならず、学校をはじめとした食育の部分においても有効利用できる成果であったと考えられる。
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