研究課題
基盤研究(C)
小型無人機ドローンを用いて火山を低空から撮影する方法を研究した。有人機で高空から撮影した火山写真はすでにたくさんあるが、高さ数十メートルの低空から撮影した火山写真は多くない。鳥の目に相当するこの高さの飛行を得意とするドローンで、いままで誰も見たことがなかった空中写真と動画を多数撮影することができた。とくに山頂火口の球面パノラマ写真は、パソコン画面やスマホ画面で望むところを拡大したり、上下左右に好きなところへ移動したりして閲覧できる点がすぐれている。
空中での振動をキャンセルする装置であるジンバルを備えた高精度カメラを搭載して安定した飛行を可能としたドローンが、近年安価で入手できるようになった。本研究は、そのドローンを使って火山の空中写真と動画を撮影したものである。操縦方法と撮影方法をよく吟味して、学校で火山地形と火山噴火を教えるときに使うのに適したわかりやすい教材を得た。
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古今書院地理
巻: 64（2）
巻: 64（4）
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40021587181
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月刊地理
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科学
巻: 86（9） ページ: 915-920
