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視覚障がい者用天体観測システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K00958
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 科学教育
研究機関愛知教育大学

研究代表者

幅 良統  愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (60377950)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード天体観測 / 視覚障がい / 天文教育 / 恒星 / 星検出 / 音声変換
研究成果の概要

本研究は,天体観測で得られる視覚情報を音声情報へ変換することで,視覚に障がいのある人々に天体観測を身近に感じてもらうことを目的としている.具体的には,光も音も波として伝搬することに着目し,星の光量を音量に,星の色を音階とし反映させることで,視覚に障がいのある人でも天体観測を体感できるシステムの構築を行なった.本システムでは,レンズ付きのカラーCCDにより星空を撮影し(1)星の自動検出,(2)星の光量測定,(3)星の色測定を自動的に行い,得られた光量・色情報に基づいた音量・音階を出力する.これにより,視覚に障がいのある人が,天空上における星の配置と,その星の情報を体感できるシステムが構築できた.

研究成果の学術的意義や社会的意義

現代社会において,教育のボーダーレス化・バリアフリー化は重要なキーワードである.しかしながら,視覚に障がいのある人々にとって,ほぼ100%を視覚情報として取得する「天体観測」には大きなハードルが存在する.本研究の意義は,天体(主に星)が発する光の明るさ・色を,音量・音階といった音声情報に変換することで,視覚に障がいのある人でも天文・宇宙に対する関心を高め,教育のバリアフリー化を促進する点にある.

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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