研究課題/領域番号 |
16K01010
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
二宮 裕之 埼玉大学, 教育学部, 教授 (40335881)
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研究分担者 |
相馬 一彦 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (40261367)
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研究協力者 |
國宗 進
ピーターソン ブレイク
コーリー ダグラス
メルベル マシュー
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 算数・数学教育 / 授業研究 / Lesson Study / 授業力 / 潜在的授業力 / 文化 / 数学教育 / よい授業 / 日米比較研究 / 教材研究 / 研究授業 / 算数・数学教育 |
研究成果の概要 |
日本の算数・数学の授業において、顕在化されない様々な要件を、(1)先行研究・実践の分析・検討、過去の科研によるアメリカ訪問調査の成果、並びに本科研期間中に継続して進められた研究代表者とアメリカの研究者とのインターネット会議の成果から探ること、(2)北海道・埼玉・東京の各地区において研究グループを組織し、(1)で提示した案の妥当性、実践可能性を授業研究を通して検討することで、日本の算数・数学の授業において、顕在化される要件、及び顕在化されていない(潜在化されている)要件を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の算数・数学の授業は、授業の表向きの素晴らしさが主たる理由となり世界で高く評価されているが、Lesson Study が世界に広まるにつれて、日本の授業の表向きの現象の背後にある「潜在化されたもの」の重要性に、多くの研究者が気づき始めている。アメリカの授業にもまた「潜在化された」暗黙の前提がある。アメリカの研究者の視点と日本の研究者の視点とを比較検討することで、それぞれの国の研究者コミュニティーの中にいては決して気づくことのできない「暗黙の前提」を見いだした上で、日本の授業の「卓越性」を客観的に論じた。
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