研究課題/領域番号 |
16K01015
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 京都教育大学 |
研究代表者 |
村田 隆紀 京都教育大学, 名誉教授 (10027675)
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研究分担者 |
谷口 和成 京都教育大学, 教育学部, 教授 (90319377)
笠 潤平 香川大学, 教育学部, 教授 (80452663)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | アクティブ・ラーニング / 生徒実験 / 物理教育 / 教員研修 / 公開講座 / 相互作用型授業 / 物理教育研究 / 高大連携 / 熱学 / 生徒・学生実験 / 科学教育 |
研究成果の概要 |
生徒・学生の概念的理解を促し,知識の活用力を育むために,電気,力学,熱分野におけるアクティブ・ラーニングを実現する生徒実験を中心とした物理授業プランを複数,開発し,それを実践できる教員研修を行った。具体的には,毎夏に,背景の異なる多様な生徒を対象とした公開講座を開催して,開発した授業プランを実践的に検証し,さらに複数の高校で実践することにより,効果の検証を行った。 その結果,開発したプログラムが,生徒の物理に対する能動的な学びを促し,概念的理解を深めることを明らかにした。さらに,現職教員を対象とした研究会等において,日本における生徒実験の現状の課題を解決する実践例として高く評価された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の高校・大学初年次の生徒・学生実験の実態について,その背景を含めて広く調査,分析することにより,日本の生徒実験における課題の本質と改善の方向性を明らかにするとともに,その結果に基づき,アクティブ・ラーニング型授業を可能にする生徒実験および指導法を評価法とあわせて複数開発している。 さらに,開発したプログラムを現職教員が実践するための教員研修のあり方も同時に提案していることから,本研究の成果は実用性が高く,教育現場への応用が期待されている。
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