研究課題/領域番号 |
16K01033
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 玉川大学 |
研究代表者 |
石井 恭子 玉川大学, 教育学部, 教授 (50467130)
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研究分担者 |
山田 吉英 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(教員養成), 准教授 (30588570)
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研究協力者 |
佐々木 庸介
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 探究 / Active Learning / カリキュラム / 実践コミュニティ / p-prims / 架橋 / active learning / p-prim / ギャップ / 物理教育 / 小中高一貫 / アクティブラーニング |
研究成果の概要 |
本研究は、児童・生徒が主体となって科学的探究を行う授業の実現に向けて、大学と地域の小・中・高等学校理科教員の協働実践研究コミュニティによるカリキュラム開発を行うものである。 学校種を超えた定期的な研究会を継続し、児童・生徒の躓きの交流、授業実践のための教材研究、授業研究、概念理解を深めるカリキュラムや教育課程の検討を行った。 その結果、小中一貫した授業と共通教材の開発と実践、学校種や教科間でのギャップを架橋する授業プランの蓄積、概念理解の評価問題の検討、児童・生徒・学生の直感的で断片的な知識要素の検討やそれを生かした授業プランの検討を進めることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、小中高一貫した概念理解を学校種や教科を超えて検討し、カリキュラムを開発する継続的なプロジェクトであることに学術的意義がある。このプロジェクトを推進するには、小・中・高等学校の教員と大学教員および学生、行政の連携が不可欠であり、自分の意思で研究会に参加し、対等な関係でお互いから学び合う姿勢を持つことが実践コミュニティとして必要である。 大学における理論研究と学校現場での実践研究を融合させ、実践と省察を繰り返しながらカリキュラムを開発するのは時間がかかることであるが、多くの学校で活用できるカリキュラムの開発が可能となれば社会的な意義が認められる。
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