研究課題/領域番号 |
16K01055
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪市博物館機構(大阪市立美術館、大阪市立自然史博物館、大阪市立東洋陶磁美術館、大阪 (2019-2021) 大阪市立自然史博物館 (2016-2018) |
研究代表者 |
石井 陽子 地方独立行政法人大阪市博物館機構(大阪市立美術館、大阪市立自然史博物館、大阪市立東洋陶磁美術館、大阪, 大阪市立自然史博物館, 主任学芸員 (90300970)
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研究分担者 |
川端 清司 地方独立行政法人大阪市博物館機構(大阪市立美術館、大阪市立自然史博物館、大阪市立東洋陶磁美術館、大阪, 大阪市立自然史博物館, 館長 (80195130)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ボーリング標本 / 博学連携 / 地学教育 / 防災教育防災教育 / 貸し出し資料 / 学校向け貸し出し標本 / 貸し出し教材 / 地域地質 / 防災 |
研究成果の概要 |
大阪市立自然史博物館では、大阪平野での建設工事に先立って採取されたボーリング標本とデータを収集してきた。これらのボーリング標本とデータを対象に、地質断面図の作成や、火山灰分析、年代測定などの基礎的な研究を行い、大阪平野の地質層序や地質構造を明らかにした。これを元にボーリング標本や地質断面図などの資料を主に小中学校向けの貸し出し教材として活用した。公開授業での観察や教員からのフィードバックをもとに、より有効なボーリング標本の授業での活用方法を探った。ボーリング標本やデータ、地質断面図の防災教育や環境教育への活用方法も検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
博物館所蔵のボーリング標本とデータの研究により、大阪平野の地質層序と地質構造についての新たな知見を得た。また、海成粘土層と砂層・礫層の互層という大阪平野の地質の特徴を活かし、ボーリング標本の観察を取り入れた授業づくりの支援を、ボーリング標本の貸し出しや地質断面図の提供を通じて実践した。実際に授業でボーリング標本を活用する上で教員が行った観察や観察した成果の共有の方法についても知見を得ることができた。防災教育や環境教育、SDGsの学習への、ボーリング標本や地質断面図などの資料の活用方法を探った。
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