研究課題/領域番号 |
16K01125
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
|
研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
寺尾 敦 青山学院大学, 社会情報学部, 教授 (40374714)
|
研究分担者 |
伊藤 一成 青山学院大学, 社会情報学部, 准教授 (20406812)
宮治 裕 青山学院大学, 社会情報学部, 教授 (30255236)
飯島 泰裕 青山学院大学, 社会情報学部, 教授 (50262548)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | eラーニング / 学習方略 / プログラミング / 統計学 / blended learning / 統計学教育 / 自己説明 / アクティブ・ラーニング / 教育工学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,教材からの要求,方略に関する学習者の知識,テスト課題,のいずれかを操作することで,学習方略の選択に介入し,深い学習を促す方法を検討することであった.大学での統計学科目,および,プログラミング科目において,実践研究を行った.統計学科目では,数学的な問題を授業で学習し,テストにおいて出題した.これにより,学習者はそれまで無視されがちだった統計学の数理を学習するようになった.プログラミング科目では,テキストの解説を提供するウェブ教材を開発し,そこでプログラミングの学習方略への介入を試みた.およそ半数の学生が教示された学習方略を実行したことが確認された.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
わが国が目指す学校教育において,デジタル教材は中心的な位置を占める.注意すべきは,教材がデジタル化され,反転授業のような新しいデザインの授業が行われても,それは「深い学習」を自動的にもたらすのではないということである.本研究の目的は,教材からの要求,方略に関する学習者の知識,テスト課題,のいずれかを操作することで,学習方略の選択に介入し,深い学習を促す方法を検討することであった.大学でのプログラミング科目で,テキストの解説を提供するウェブ教材を開発し,そこでプログラミングの学習方略への介入を試みた.こうした介入がプログラミング初心者に対して一定の効果があることが明らかになった.
|