研究課題/領域番号 |
16K01141
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 京都ノートルダム女子大学 |
研究代表者 |
吉田 智子 京都ノートルダム女子大学, 国際言語文化学部, 教授 (60329977)
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研究分担者 |
原田 章 追手門学院大学, 経営学部, 教授 (10263336)
中西 通雄 追手門学院大学, 経営学部, 教授 (30227847)
松浦 敏雄 大阪市立大学, 大学院工学研究科, 名誉教授 (40127296)
宮下 健輔 京都女子大学, 現代社会学部, 教授 (50289138)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | プログラミング教育 / 情報の科学 / 情報教育 / プログラミング学習 |
研究成果の概要 |
本研究は、小学生の継続的なプログラミング学習を可能にする教材を試作し、実験授業を通じてその有効性を明らかにし、その教材の普及を目指すものであった。研究において複数の教材を制作したが、そのうちの代表的なものが「アイロンビーズを用いて、コンピュータの画像の仕組みを学ぶ教材」と「データの送受信とプログラミングの二つの技術要素が学べるUVレジンを用いた教材」であった。これらの教材で実施したワークショップや授業でのアンケート結果から、誰にとっても身近な手芸や工作を題材にすることにより、小学生のプログラミング学習への有用性が確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
文部科学省は2020年度からの学習指導要領において、プログラミングを含む情報教育の強化を発表した。その流れを受けてプログラミング教育は盛んになったが、情報技術の科学的理解を深めることにも重点を置いた教材はまだ少なかった。さらに、小学生にプログラミング教育において担任教員や親は教育の蚊帳の外になりがちであったため、教育が一過性のものとなっていた。そのような状況において、子どもから大人まで誰にとっても身近な手芸や工作の作品制作とプログラミングを組み合わせることにより、小学生のまわりの大人にも興味が持てる教材を開発したという意味で、本研究の社会的意義は高い。
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