研究課題/領域番号 |
16K01268
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
鈴木 敦夫 南山大学, 理工学部, 教授 (70162922)
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研究協力者 |
三浦 英俊
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | スケジューリング / シフト作成 / 自動化 / 研修医 / 企業研修 / 時間割作成 / 整数計画法 / 医療機関 / 製造業 / システム化 / シフト / 講習会スケジューリング / 経営工学 |
研究成果の概要 |
スケジューリング問題について,実用的な観点から,定式化,システム化に際しての留意点について考察した.それらの考察をもとに,病院などの医療機関,企業,大学における実際のスケジューリング問題の解決を試みた.例えば,病院では,研修医のシフトを作成する問題などに取り組んだ.それらの問題では,シフト作成や,診療科の割当の際の条件について,優先順位をどのようにするか工夫をした.その工夫は,AHP(Analytic Hierarchy Process)によって,研修医から優先順位の情報をアンケートによって得る方法である.これによって,従来シフト作成者が考えていた優先順位が間違っていたことがわかった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
病院や企業におけるスケジューリング問題では,おおくの場合,手作業によって問題が解決されている.そのことによって,担当者はおおくの時間の費やして,不完全なスケジュールを作成している.われわれが開発しつつあるスケジューリングのシステムによれば,それらの時間を少なくとも10分の1に短縮できる.例えば,病院の研修医のスケジューリング問題では,3日間かかって1か月のシフトを作成していたのが,確認なども含めて3時間で作成できるようになる.働き方改革の実現が必要になる中で,このように業務を効率化することはその一つの方法として意義のあることである.
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