研究課題/領域番号 |
16K01310
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター) |
研究代表者 |
中村 瑞穂 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 准教授 (60649193)
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研究分担者 |
原 圭吾 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 教授 (00750746)
鈴木 重信 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 准教授 (60726339)
市川 修 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 教授 (80302941)
千葉 正伸 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 教授 (80649210)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 機械安全 / 安全確認型システム / フェールセーフ / 安全機能 / 空気圧制御 / インタロックシステム / 窓監視 / インタロック / 安全システム / 制御安全 / FMEA / 制御工学 / 機械力学・制御 / 安全工学 |
研究成果の概要 |
本研究では先行研究で示されている構成論理に基づきFSIS-PDを構成している窓監視とウインドウコンパレータおよびFSIS-PDの試作を行った.試作した窓監視を用いて安全機能の評価方法を検討して実施した.FSIS-PDの試作品により安全機能である停止に必要な時間を求める実験方法を検討して実施して評価を行った.こららにより,先行研究で示されているFSIS-PDの構成論理に停止時間について追加する必要があることが分かった.また,FSIS-PDの実用化には人間が機械類に接近するのに要する時間よりも、FSIS-PDの停止時間が短くなるように設計することが不可欠であることを示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究ではFSIS-PDを試作して安全機能である停止を実験により評価を行い構成論理に停止が完了する基準時間を追加することが不可欠であることを発見した.安全確認型インタロックシステムの研究において停止時間を加えることで停止の遅れが原因となる事故を防ぐことが可能になる.また,実験による安全機能を評価する方法は他のインタロックシステムの研究に応用することが可能であることから安全確認型インタロックシステムの研究を進める意義がある.また,FSIS-PDは低コストで製作することができ,他の機械類への応用も可能であることから産業現場における労働災害の防止に貢献することが可能である.
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