研究課題/領域番号 |
16K01374
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 芝浦工業大学 |
研究代表者 |
二井 信行 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (10508378)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 細胞培養 / バイオセンサ / 抗菌ペプチド / 等速電気泳動 / アプタマー / ケラチノサイト / 3次元皮膚構造 / 細胞培養デバイス / バリア性 / 共培養 / オンチップインキュベーション / 培養表皮 |
研究成果の概要 |
細胞培養は微生物汚染に弱く,それが細胞培養が可搬性を損なっている一因である.我々は,デバイスに角化細胞を導入することで,それが放出する抗菌ペプチドが,細胞培養を微生物汚染に強くする可能性に注目したが,その効果を検証するためには,デバイスから得られる微量の培養液サンプル中の抗菌ペプチドを連続的かつ高感度に検出する必要がある.本研究では,20マイクロリットル程度の微量の培地に含まれる抗菌ペプチドLL-37を,LL-37のアプタマー,ならびに等速電気泳動(isotachophoresis: ITP) を併用することで高感度に検出できるシステムを開発した
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
原因未同定あるいは潜在的な健康問題・環境上の脅威を検出できる「細胞ベース」バイオセンサ,または,細胞を移植する医療(細胞医療)など,研究対象としての培養細胞を,医療・環境等の分野で広く応用するための技術に寄与できる.
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