研究課題/領域番号 |
16K01443
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療技術評価学
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研究機関 | 公益財団法人日本分析センター |
研究代表者 |
畢 春蕾 公益財団法人日本分析センター, その他部局等, 研究員(移行) (80647321)
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研究分担者 |
熊田 博明 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (30354913)
中井 啓 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (50436284)
山口 友理恵 公益財団法人日本分析センター, その他部局等, 研究員(移行) (30639977)
大島 真澄 公益財団法人日本分析センター, その他部局等, 研究員(移行) (40354815)
伴場 滋 公益財団法人日本分析センター, その他部局等, 研究員(移行) (40544432)
森本 隆夫 公益財団法人日本分析センター, その他部局等, 研究員(移行) (40544359)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | BNCT / BSH / BPA / LC/MS / ホウ素濃度 / ホウ素化合物 / 併用投与 / 定量分析法 / 定量分析 |
研究成果の概要 |
本研究はBNCTの臨床に用いられているホウ素化合物のBSH及びBPAをラットに投与し、血漿試料中におけるBSH及びBPAのin vivoホウ素化合物別の濃度測定法を検証した。単剤投与または合剤投与の実験結果より、ラット血漿試料中にBSH及びBPAのホウ素濃度の変化傾向について確認した。また、BSH及びBPAの投与量を変化させることにより、2つのホウ素化合物の薬物動態特性が明らかになった。ラット血漿中にtotalの10B濃度はBSHとBPAの投与割合に関連することが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2剤が併用されるBNCTの臨床において、実験データが極めて少ない状況の中、本研究はホウ素化合物を標的にして、異なる2種類のホウ素化合物を弁別した濃度測定法の確立、そして生体内における各々の薬物動態特性を把握した。これらの研究成果は2剤が併用されるBNCTの臨床治療効果の事後検証の精度向上に期待ができ、学術的な意義が大きい。
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