研究課題/領域番号 |
16K01468
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
丹羽 正利 杏林大学, 保健学部, 教授 (90274985)
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研究分担者 |
大城 直美 杏林大学, 保健学部, 助教 (20646939)
村松 憲 杏林大学, 保健学部, 准教授 (00531485)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 腹壁筋 / 外肛門括約筋 / 運動ニューロン / 排便運動 / 糖尿病 / 排便障害 / 高血糖 / 老化 |
研究成果の概要 |
本研究は、排便運動に深く関連した腹壁筋と外肛門括約筋について、糖尿病による筋組織と運動ニューロンの形態的・機能的変化を明らかすることを目的とした。運動ニューロン及び筋組織について、腹壁筋では、糖尿病の病期の進行とともに数と大きさの減少が観察されたが、外肛門括約筋では、大きな変化が観察されなかった。外肛門括約筋の強縮による収縮圧についても大きな変化が観察されなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
排便運動に深く関連した腹壁筋と外肛門括約筋について、糖尿病による筋組織と運動ニューロンの形態的・機能的変化を明らかにした。腹壁筋が病期とともに変性が見られる一方、それに比例した外肛門括約筋の変性は観察されなかった。排便時には腹圧の上昇と同時に括約筋群を弛緩させ円滑に便を体外に排出させる必要があると考えられているが、それらのバランスが崩れていき適切な排便活動が妨げられている可能性が示唆された。
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