研究課題/領域番号 |
16K01471
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 獨協医科大学 (2017-2018) 日本医科大学 (2016) |
研究代表者 |
大林 茂 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (90318246)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | くも膜下出血 / 高次脳機能障害 / 遂行機能障害 / 社会復帰 / neuromodulator / 近赤外線スペクトロスコピー / SPECT / 局所脳血流 / 神経ネットワーク / 前頭葉皮質 / 近赤外線トポグラフィ / リハビリテーション医学 |
研究成果の概要 |
生産年齢(20-60歳)のくも膜下出血後の高次脳機能障害のうち特に遂行機能障害に焦点をあてその障害の程度や経過、予後に関して非侵襲的脳機能画像法(SPECT&NIRS)を用いて客観的に診断可能な方法論を確立し、その生体内情報をもとにニューロリハビリテーション的アプローチで働き盛りのくも膜下出血患者の障害回復を促し早期に社会復帰させることを目的とする。本研究の目的の一つは、見過ごされがちな「高次脳機能障害」のうち遂行機能障害をSAH発症後早期に客観的診断するため、簡便かつ無侵襲で外来診療でも計測可能な光トポグラフィー(NIRS)を用いた診断支援法を確立することである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
くも膜下出血(以下、SAH)後、SPECTにて安静時脳灌流異常や言語流暢性課題(VFT)施行時NIRS計測にて内側前頭葉皮質(SFX)酸素化ヘモグロビン濃度[oxy-Hb]低下,語想起数低下、障害の重症度との相関関係は、NIRS計測はSAH後の高次脳機能障害診断の客観的指標や社会復帰の時期判定の重要な道標となりうることを示したことになる。障害者手帳や年金申請等の社会資源の利用への科学的根拠を与える可能性が期待できる。
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