研究課題/領域番号 |
16K01477
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 藤田医科大学 |
研究代表者 |
青柳 陽一郎 藤田医科大学, 医学部, 准教授 (30286661)
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研究分担者 |
加賀谷 斉 藤田医科大学, 医学部, 教授 (40282181)
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研究協力者 |
才藤 栄一
稲本 陽子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 高解像度インピーダンスマノメトリー / 嚥下障害 / 評価 / 食道 / 嚥下CT / 高解像度マノメトリー / 嚥下造影検査 / 摂食嚥下障害 / 摂食嚥下リハビリテーション / マノメトリー |
研究成果の概要 |
嚥下造影検査は、食塊の通過の様子を観察する検査法ですでに使用されている。しかしX線透視下で行うため、被爆の問題が避けられない。より安全な嚥下障害の評価、さらに新たな嚥下障害治療法が開発されれば、より高いQOLが実現できる。今回、嚥下障害患者の嚥下時に、高解像度インピーダンスマノメトリーと嚥下造影検査を用いて評価した。高解像度インピーダンスマノメトリーのみで嚥下障害患者の誤嚥の有無を高い確率で予測できることが示された。また健常成人を対象に、注入用の細いカテーテルを経鼻的に挿入した。カテーテルの先端を食道内に配置し、液体、とろみ水、空気のいずれかを注入した。液体、とろみ水で嚥下反射が誘発された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高解像度インピーダンスマノメトリーは嚥下病態評価に有用である。嚥下造影検査のように被爆の問題がないため、今後の臨床実用に向けてさらに検討したい。 食道内刺激により嚥下反射が誘発することが、今回はじめてヒトで明らかなとなった。この新しい方法論は、嚥下反射が阻害される嚥下障害患者のリハビリテーション治療として利用できる可能性がある。
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