研究課題/領域番号 |
16K01524
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 藤田医科大学 |
研究代表者 |
宮坂 裕之 藤田医科大学, 医療科学部, 研究員 (00440686)
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研究分担者 |
Orand Abbas 藤田医科大学, 藤田記念七栗研究所, 助教 (10612591)
武田 湖太郎 藤田医科大学, 保健学研究科, 准教授 (50618733)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 脳卒中 / 上肢機能 / ロボット訓練 / 電気刺激療法 / ロボット療法 / リハビリテーション / ロボット / 電気刺激 |
研究成果の概要 |
脳卒中患者の麻痺側上肢に対しロボット訓練に電気刺激療法を併用し、麻痺改善効果を検討した。ロボット訓練には、InMotion ARMを用い、ロボット訓練のみ15名、ロボット訓練に電気刺激療法を併用した患者15名に分け、全例に2週間のロボット訓練を週5日行った。電気刺激は三角筋前部線維と上腕三頭筋に行った。肩関節屈曲自動運動角度(度)の利得は、ロボット群4.3、電気刺激併用群18.0、肩関節外転自動運動角度(度)は、ロボット群5.0、電気刺激併用群19.0であり、ロボット群に比べ電気刺激併用群は有意に改善した(p<0.05)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳卒中患者の麻痺側上肢に対するロボット訓練の効果は数多く報告され、麻痺改善効果に有益であるとされている。本研究では、さらなる麻痺改善効果を得るために電気刺激療法との併用効果を検討した。その結果、ロボット訓練に電気刺激を併用した群では、ロボット訓練のみの群と比較して麻痺側上肢の機能改善が得られた。特に肩関節の機能改善が得られやすく、今後の臨床において治療の一助となると考えられる。
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