研究課題/領域番号 |
16K01541
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
渡辺 寛望 山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (30516943)
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研究分担者 |
丹沢 勉 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (00452136)
小谷 信司 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (80242618)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ナビゲーション / 定位支援 / ランドマーク推定 / 空間把握 / 空間認知 / 地図情報 / 福祉工学 |
研究成果の概要 |
本研究では,視覚障害者の行動パターンから個人のランドマークを推定して,安全に目的地へ誘導するシステムを研究開発することが目的である.行動パターンを記録,分析して,個人ランドマークを推定した.さらに,ランドマークの位置を要求に応じて提示することで,自己方位を見失うことを防ぎ,自己方位を見失った場合には,周囲の複数のランドマークの位置を提示するシステムを構築した.実験により,本システムを用いることで,空間把握を補助し,安全な自己方位の定位支援に有効であることを確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
視覚障碍者が自立した生活を送るためには単独歩行は不可欠である.しかしながら,視覚障害者の単独歩行には,多くの危険が伴う.思い込みによる駅のプラットホームからの転落や自動車との接触事故も多い.さらに,混雑時など歩行中に人や物にぶつかり,体の方向が変わってしまった場合,安全に自己方位を再確立する方法が必要である.本研究では,自己方位を見失った場合を想定して,安全な自己方位の定位支援システムを研究開発した.
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