研究課題/領域番号 |
16K01554
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
タン ジュークイ 九州工業大学, 大学院工学研究院, 准教授 (40363395)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 歩行支援 / 歩行改善 / 高齢者支援 / マイビジョン / ヒューマンインターフェース / 歩行解析 / マイビジョンシステム |
研究成果の概要 |
本研究は,人(高齢者)に装着したカメラ(自己視点カメラ)から得られる前方周囲環境の映像を解析するマイビジョン・システムにより,カメラ装着者の歩行動作・姿勢を定量的に評価するウェアラブルな歩行支援システムの開発を目的とする.連続する2画像に対してエピポーラ幾何を用いてカメラの回転行列を求め,これをX,Y,Zの各軸回りの回転成分に分解し,2画像間の相対的な角度変化量を求める.この変化量をカメラ装着者の姿勢変化と見なし,変化量の蓄積により,カメラ装着者の歩行姿勢の推定および解析を行う.実環境下で行われた3種類の歩行動作にマイビジョン・システムを適用し,提案法の有効性を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,利用者(高齢者)のマイビジョン(自己視点映像)の解析から得られる歩行情報により,利用者自身の歩行形態を理解し,その姿勢・バランス等の改善を促すというアイデアに学術的な特色・独創点がある.また,マイビジョンを用いた新しいウェアラブルなコンピュータビジョンシステムの提案を通して,自分自身の歩行動作・姿勢を定量的に測定し評価するという技術に学術的意義がある.利用者の歩行動作の改善を通して,利用者の健康維持・管理を図ることも可能である.
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