研究課題/領域番号 |
16K01574
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
|
研究機関 | 大同大学 |
研究代表者 |
竹内 義則 大同大学, 情報学部, 教授 (60324464)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 情報保障 / 聴覚障害 / パソコン要約筆記 / 音声認識 / 福祉情報工学 / ヒューマンインターフェース |
研究成果の概要 |
パソコン要約筆記文の作成支援システムの開発に関する研究を行った.要約筆記者が聞きなれていない語を自動音声認識によって講師の発話から検出して,要約筆記者に提示を行う.要約筆記者は,提示された語をファンクションキーにより要約筆記文に挿入できるシステムの研究を行った. 大学で行われている実際の講義映像の撮影を2年間行った.そのうちのいくつかの講義映像に対して,専門用語などの検出実験を行い,80%以上の検出性能を得た.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
パソコン要約筆記において要約筆記者が要約に必要な情報を簡単な操作で入力することができ,高品質な要約文を作成することが可能となる.また,これまでは要約筆記者が事前に講義資料を読み,その中の聞きなれない語を検出していたが,本研究では自動的に抽出しているため,その作業負荷が軽減される.高品質な要約文により,受講者の理解度が向上することが予想される.このことにより,聴覚障害者が教育を受ける環境が改善されると考えられる.
|