研究課題/領域番号 |
16K01592
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
小野 誠司 筑波大学, 体育系, 准教授 (70754753)
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研究分担者 |
木塚 朝博 筑波大学, 体育系, 教授 (30323281)
三浦 健一郎 京都大学, 医学研究科, 助教 (20362535)
川村 卓 筑波大学, 体育系, 准教授 (30334056)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 眼球運動 / 視覚性運動 / 神経科学 / 反応時間 / 運動制御 / 視覚刺激 / パーシュート / 視覚認知 / 視覚 / 感覚情報 / 視覚情報 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は眼球運動の制御特性と動作反応との関連性を検討し、視覚情報処理における新たな評価法の研究開発につながる基礎的知見を得ることであった。そのため、視標の動きを知覚する能力を、滑動性追跡眼球運動(パーシュート)を指標として評価できるかどうかを検討した。本研究により、visual motionに対する動作の反応時間と眼球運動を用いて評価されるvisual motionの認知能力に関連性が認められたことから,これらの指標が中枢神経系の視覚情報処理能力を反映することが示唆され,個々の視覚認知能力の違いを評価するための有効な手段となることが明らかにされた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、これまで神経科学分野で明らかにされてきた眼球運動の制御特性と中枢メカニズムの知見を、スポーツ科学における動作反応に関する研究と融合させ、動作と視覚認知に関する情報処理能力の評価指標の開発につながる観点から学術的な意義を有するものと考える。また、これまで包括的に捉えられてきた反応時間測定による視覚情報処理能力の生理学的な解釈と根拠を明らかにし、これまで定量化が困難であった visual motionに対する視覚認知の評価に関する重要な知見を得ることができた
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