研究課題/領域番号 |
16K01600
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 山形県立米沢栄養大学 |
研究代表者 |
加藤 守匡 山形県立米沢栄養大学, 健康栄養学部, 教授 (20399330)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | レジスタンストレーニング / 腸内環境 / 筋力トレーニング / 腸内細菌叢 / 有機酸 / 筋量 / 腸内細菌 / 運動 |
研究成果の概要 |
本研究は主にレジスタンストレーニングが腸内環境に与える影響を検討した。健常女性14名を対象に8週間のレジスタンストレーニングと8週間の脱トレーニングが運動能力及び腸内環境に与える影響を検討した。8週間のレジスタンストレーニングにより筋量及び筋力は有意な増大を示し、その後の脱トレーニングでこれら有意差は消失した。筋量は腸内細菌ではCoprobacillusなど便中代謝産物ではアンセリン、アスパラギンと関連した変動を示した。さらに、トレーニング後にはアミノ酸代謝産物に有意な変動が認められた。レジスタンストレーニングによる身体機能の変化には、腸内環境の変容も関連することが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究より腸内環境は運動の影響も受ける可能性が示唆された。縦断的研究から運動の影響を見た知見は少なく、レジスタンストレーニングで腸内環境の特性が見えてきた意義は大きい。この知見ベースに、効率的なレジスタンストレーニングやサプリメント、さらには加齢に伴う筋委縮抑制の運動について応用することが期待される。
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