研究課題/領域番号 |
16K01638
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
大友 智 立命館大学, スポーツ健康科学部, 教授 (90243740)
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研究分担者 |
上田 憲嗣 立命館大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (10325300)
友草 司 立命館大学, 教育研究・研修センター, 教諭 (10779036)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 小学校体育 / 短時間運動プログラム / 体育授業プログラム / 年間指導計画 / 体力向上モデル / 体育科教育学 / 小学校 |
研究成果の概要 |
本研究では、1.体育授業の準備運動(3分程度)で体力向上を図る短時間運動プログラムの開発、2.体育単元の中で体力向上を図る体育授業プログラムの開発、3.運動プログラム及び体育授業プログラムを導入した体育科年間指導プログラムの開発を通して小学校全学年を対象とした体力向上モデルを構築すること、を検討した。 その結果、当該体力向上モデルの構築は、第一に、単元の内容に対応させた3分程度の短時間運動プログラムを準備運動として体育の授業に導入すること、第二に、1単元を3時間、6時間、あるいは9時間に設定した年間指導計画を作成することによって可能であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、小学生の体力低下の問題が指摘されている。 小学校体育授業の準備運動は5分程度である(高橋ら、1989)。本研究は、第一に、3分程度の短時間運動プログラムは体力向上に寄与する可能性があること、第二に、単元に適した体力要素を高める短時間運動プログラムの導入は体力ばかりでなく、体育授業の学習成果を高めることに寄与する可能性があること、第三に、1単元を3、6、あるいは9時間に設定した年間指導計画を立案することにより、各校に適した体力向上モデルの作成が可能であることを示唆した。 本研究は、現在の児童生徒を取り巻く課題の解決に寄与するため、社会的意義があると考えられる。
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