研究課題/領域番号 |
16K01643
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 広島国際大学 |
研究代表者 |
崎田 嘉寛 広島国際大学, 薬学部, 准教授 (60390275)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 体操史 / 思想史 / 体操の「動き」 / ニルス・ブック基本体操 / 海軍体操 / 国鉄体操 / 体操理論 / デンマーク体操 / 齋藤由理男 / 三橋喜久雄 / ニルス・ブック / 体操思想 / 体操の動き |
研究成果の概要 |
本研究は、日本における体操の思想と動きに内在する独自の意義について、歴史的観点から明らかにすることを目的とした。本研究の成果は、次の通りである。(1)日本における体操を通時的視点から捉えた場合の転換点について、新たな捉え方が可能であることを示唆した。(2)日本における体操の思想史側面を把握するための方法論について、海軍体操や国鉄体操を事例に検討した。(3)体操の技術的要素である「動き」について、歴史的に分析するための基盤を整備した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の意義は、次の2点である。まず、本研究が提示した体操史の時代区と思想史分析の方法的枠組は、体育・スポーツ史研究の他領域の研究の深化を促すとともに、特に思想史研究に対して有効な視点を提供すると考えられる。次に、本研究が整備した「動き」を歴史的に分析するための基盤は、「動き」の歴史的分析が体育・スポーツ史研究者によってのみ深化する内容であることを知らしめ、国際的な体育・スポーツ史研究や体育科教育学研究に対して好個な比較学術資料を提供できると考えられる。
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