研究課題/領域番号 |
16K01666
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
楠堀 誠司 県立広島大学, 生物資源科学部, 准教授 (10513856)
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研究分担者 |
関矢 寛史 広島大学, 総合科学研究科, 教授 (40281159)
吉田 和人 静岡大学, 教育学部, 教授 (80191576)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 卓球 / インパクト / ボール回転速度 / 回転軸 / フォアハンドショット / 回転速度 / ボール / ボール回転 / インパクト現象 / ショット軌跡 / 空気力学 / ボール回転数 |
研究成果の概要 |
日本人女子卓球エリート選手を対象に,フォアハンド・パワードライブおよびナックルショットを打球した際のインパクト付近を高速度カメラ2000Hzで撮影した.野球のピッチング研究(Jinji & Sakurai,2006)と同様の方法でボール表面上の印の3次元座標値を求め,ボールの回転軸および回転軸周りの回転速度を求めた. 結果は,2000Hzの撮影ではインパクト時間,ラケット上でのボールの移動距離観測は困難であった.ボールの回転軸周りの回転速度は,パワードライブ,ナックルでそれぞれ181.4±55.2回/秒,104.6±39.9回/秒であり,従来考えられていた回転数よりも高いことが分かった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来卓球のボール回転数については多くの報告がなされてきたが,その大半はサーブのボール回転数であり,ショットのボール回転数については報告が殆どなされていない.また,従来の方法ではボール表面上の公認マークを追跡し,その公認マークをもとにした回転数を計測していたが,ボールの回転軸周りの回転数の報告はなかった. 本研究では,まず卓球の二種類のショットにおけるボール回転軸を求めたこと,その回転軸周りの回転数を求めたことが従来の研究とは異なる点である.これらを求めることで,より精度高く回転数の計測が可能になると思われる.
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