研究課題/領域番号 |
16K01684
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
河端 隆志 関西大学, 人間健康学部, 教授 (90195131)
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研究分担者 |
小田 伸午 関西大学, 人間健康学部, 教授 (10169310)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 運動・スポーツ / 精神疲労 / 肉体疲労 / 行動体力 / 最大酸素摂取量 / 運動 / 疲労 / 運動制御 / 認知制御 / 認知ー運動制御 / ストループテスト / 間欠的高強度運動 / 体液バランス / 体温調節能 / スポーツテスト / 精神的・肉体的疲労 / 機能別動作 |
研究成果の概要 |
スポーツ時の精神的・身体的疲労が視覚情報-認知・運動制御能及び身体的行動体力の機能別に及ぼす影響について検討した。その結果、身体的行動体力の機能に及ぼす影響は高強度間歇的運動前後でVO2maxに13%の低下、サイドステップ及び前後方向ステップ動作に疲労の影響が強く現れた。また、・運動時視覚認知-運動制御系に及ぼす影響では、20分間運動時の認知―運動制御テストにおいて正答率は安静時に比べ各運動時テストにおいて増加したが、運動時テスト2回目と3回目では、正答率が低下、無回答率も低下し、平均正答時間は安静時に比べ1回目に短縮するが2回目及び3回目では正答までに時間を長く要する結果となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スポーツ・シーンにおける選手の疲労・疲労感を、精神疲労・肉体疲労の混在モデルとしてwhole bodyで捉え、パフォーマンスに及ぼす精神的(中枢性・末梢性)・身体的疲労の解析から運動時の視覚情報による認知・運動制御能(集中力・注意力・思考力)及び身体的行動体力の機能別因子への影響について検討することは、疲労・疲労感からくる身体的行動体力の運動機能の低下をいち早く評価できる運動検査法の確立と視覚情報を基とする認知・運動制御能への影響から運動や行動における未然の事故防止に繋がる疲労-運動制御のメカニズムの解明にある。
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