研究課題/領域番号 |
16K01744
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 中京大学 |
研究代表者 |
今 有礼 中京大学, 国際教養学部, 教授 (00455445)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 低酸素 / 運動 / トレーニング / 血管新生因子 / ホルモン / 高強度インターバル運動 / 低強度 / レジスタンス運動 / 無酸素性運動 |
研究成果の概要 |
低酸素環境下で行う無酸素性トレーニング(レジスタンストレーニング)は,常酸素環境下よりも血管新生を刺激する可能性が報告されている.しかし,そのメカニズムに関しては明らかにされていない.本研究では,低酸素環境下で行う一過性無酸素性運動が,血管新生因子の分泌に及ぼす影響について検討することを目的とした.その結果,低酸素環境下で行う一過性無酸素性運動(レジスタンス運動,高強度インターバル運動)が,常酸素環境下で行う一過性無酸素性運動よりも血管内皮細胞増殖因子(VEGF)の分泌をより刺激することが明らかとなった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
低酸素環境下で行う無酸素性トレーニングが,常酸素環境下以上に血管新生を促進させるメカニズムの一つであることが明らかとなった.運動トレーニングによる血管新生(毛細血管数の増加)は,筋持久力やエネルギー代謝の向上をもたらす要因の一つである.従って,低酸素環境下で行う無酸素性トレーニング(レジスタンストレーニング,高強度インターバルトレーニング)は,常酸素環境下で行う無酸素性トレーニングよりも,健康増進や競技力向上に役立つ可能性があると思われる.
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