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身体活動量の増加を意図した保健事業の評価方法の構築

研究課題

研究課題/領域番号 16K01757
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 応用健康科学
研究機関三重大学

研究代表者

重松 良祐  三重大学, 教育学部, 教授 (60323284)

研究分担者 鈴木 宏哉  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 先任准教授 (60412376)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード事業評価 / 評価枠組み / 枠組み / 習慣化 / 採用 / 周知 / 運営 / PAIREM / 自治体 / たばこ / 子ども / 運動 / RE―AIM / ヘルスプロモーション / 普及の評価
研究成果の概要

自治体は身体活動量の増加を目的とした保健事業を展開しているが、事業内容を届けたい人(ターゲット集団)の何%に事業の存在が認知されたのか等、事業評価に必要な基本的な情報すら把握できていないことが多い。また、関連イベントを開催してもターゲット集団の何%が参加しているのか等のデータが構造的に記録されていない。本研究では、身体活動量の増加を意図した保健事業を評価する方法を我が国で初めて構築した。この評価方法によって、保健事業の質の向上を図ることができる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ペアレム(PAIREM)という評価枠組みを作成した。Pは数値目標を含んで計画するplan、Aはその事業をどれだけの地区が採用してくれたかのadoption、Iは地区でどの程度実施できたかを表すimplementation、Rはターゲットとする住民の何割に情報を届けられたかを表すreach、Eは事業によって健康行動がどの程度変化したかを表すefficacy、Mは地区ならびに住民がどの程度継続しているかを表すmaintenanceである。このPAIREMを用いて事業のプロセスを記録することで成果を可視化できる。さらには従来の事業との比較や他市町との比較も可能となる。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (10件)

すべて 2020 2019 2018 2017 2016

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 自治体スポーツイベントの準備内容と参加率との関連2019

    • 著者名/発表者名
      重松良祐, 片平謙弥, 岡田真平
    • 雑誌名

      運動疫学研究

      巻: 21 号: 2 ページ: 136-147

    • DOI

      10.24804/ree.21.136

    • NAID

      130007771286

    • ISSN
      1347-5827, 2434-2017
    • 年月日
      2019-09-30
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 運動を地域で広めるために2018

    • 著者名/発表者名
      重松良祐
    • 雑誌名

      理学療法みえ

      巻: 3 ページ: 1-4

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 健康づくり事業を評価する手法2017

    • 著者名/発表者名
      重松良祐,鎌田真光,岡田真平
    • 雑誌名

      教育医学

      巻: 63 ページ: 138-144

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 教育行政事業を正しく評価することで教育を推進させる:PAIREMを用いた子どもの体力向上事業の評価試案2017

    • 著者名/発表者名
      鈴木宏哉, 重松良祐
    • 雑誌名

      教育医学

      巻: 63 ページ: 154-160

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 身体活動を促進するポピュレーションアプローチの評価方法 ―改変型RE-AIMモデル:PAIREM―2016

    • 著者名/発表者名
      重松良祐
    • 雑誌名

      運動疫学研究

      巻: 18 ページ: 76-87

    • NAID

      130007771272

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
  • [学会発表] 身体活動の普及戦略 -最新のエビデンスと研究の実際-2019

    • 著者名/発表者名
      重松良祐
    • 学会等名
      第74回日本体力医学会大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 地域包括ケアシステムにおけるリーダー養成と活動支援2018

    • 著者名/発表者名
      重松良祐
    • 学会等名
      東海体育学会第66回大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 体力科学でつなぐ研究と現場:記録から始まる橋渡し研究2017

    • 著者名/発表者名
      重松良祐
    • 学会等名
      第72回日本体力医学会大会(愛媛大学)
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 身体活動・運動の促進を意図した事業の評価枠組み ―改変型RE-AIMモデルの外的妥当性の検討―2016

    • 著者名/発表者名
      重松良祐
    • 学会等名
      第64回日本教育医学会大会
    • 発表場所
      三重大学(三重県・津市)
    • 年月日
      2016-08-18
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [図書] 地方自治体の取り組み(スポーツ白書2020)2020

    • 著者名/発表者名
      重松良祐
    • 総ページ数
      314
    • 出版者
      笹川スポーツ財団
    • ISBN
      9784915944741
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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