研究課題/領域番号 |
16K01766
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
|
研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
上原 美子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (10708473)
|
研究分担者 |
中下 富子 埼玉大学, 教育学部, 教授 (50398525)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 新任養護教諭 / ストレス対処 / 首尾一貫感覚 / キャリアノート / 新任時代の困難感 / 初任養護教諭 / 支援デザイン |
研究成果の概要 |
本研究は、研究代表者の先行研究によりストレス対処を必要とする新任養護教諭を対象とした。目的は、首尾一貫感覚(以下SOC)の3つの下位概念「把握可能感」「処理可能感」「有意味感」に着目した支援デザインの開発である。新任養護教諭、定年退職経験者及び新任養護教諭研修担当者のインタビュー調査を行った。その結果、【職務の多忙さ】【自身の力量不足】【周囲からの介入への対応】【養護教諭間の人間関係】がストレス要因であった。 また、不明な点を周囲に聞く姿勢不足との評価があった。これらを踏まえ、SOCの向上を支援できる「養護教諭のキャリアノート」を作成した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
文部科学省教職員メンタルヘルス対策検討会議(平成25年3月29日)の最終まとめにおいても所属校2年以内にメンタルヘルスが不調になることが報告されている。本研究成果として、調査結果を踏まえた「養護教諭のキャリアノート(スタート編)」を完成させた。 新任養護教諭のストレス対処に成果が期待でき、職務に夢と希望を持ち続け、意欲的に職務に向き合えることで、子どもの選考を支える職責が果たせると考える。これらの姿勢は子供たちの心身の生涯にわたる健康の保持増進に寄与できると考える。
|