研究課題/領域番号 |
16K01786
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
七里 佳代 新潟大学, 保健管理・環境安全本部, 講師 (60235538)
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研究分担者 |
富山 智香子 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (80359702)
渡邉 真弓 関西医療大学, 保健医療学部, 研究員 (80751049)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 精神的健康 / 身体的免疫機能 / 精神免疫理論 / 防衛機能尺度(DFS) / 防衛機能尺度 / YGT / リンパ球分画 / ホルモン値 / 精神的健常群 / 精神症状発現群 / 免疫機能 / 伝統医学的診断 / 精神医学的検査 / BDI得点 / コルチゾール / セロトニン / 心身の健康 / 心身相関 |
研究成果の概要 |
「身体的免疫機能が高まることは、精神的健康の維持や精神症状の改善にも寄与する」との仮説の検証と“精神免疫理論”概念の確立を目的として本研究を実施した結果、精神的健康度とリンパ球、顆粒球、免疫細胞活性、ストレスホルモン等との関連が示された。精神的健康度そのものに関しては、防衛機能尺度(DFS)の詳細な検討により、個人の精神発達水準が重要であり、自我境界を守る強度が精神的健康の維持に大きな鍵を握り、これが“精神免疫”の本体であると位置づけられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、精神的につらい状況に陥った人に対して、安寧に結びつく要因とその原理に精神保健の側面から接近したものである。国民の「健康な生活」との関係で言えば、精神的な安定が崩れにくい外的要因(自然環境・社会経済因)の確保と共に、内的要因(精神的ストレスに強い健常人における人格構造)の解明につながるものであり、“精神免疫理論”概念が「幸福な人生の時間」の最大化に貢献すると考えられる。
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