研究課題/領域番号 |
16K01790
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
藤原 広臨 京都大学, 医学研究科, 講師 (10599608)
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研究分担者 |
義村 さや香 京都大学, 医学研究科, 特定助教 (80751776)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 武道 / 健康増進 / モチベーション / 注意 / MRI / アンケート / 心理検査 / 脳画像 / 心理アンケート / 脳画像解析 / 伝統芸能 / 教育 / 精神的健康増進作用 |
研究成果の概要 |
武道の精神的健康増進作用についての報告があり、注意等の認知機能改善等の効能が報告されている。本研究では、機能的MRIを用いて、剣道有段者のモチベーションに関する脳内ネットワーク(motivation network: MN)について、MN内の機能的結合性(FC)を、注意関連の課題を用いて調べた。結果、剣道有段者では、安静時にはMN内のFCが低く、課題施行時には逆に高値を示した。剣道有段者では、安静時と注意課題施行時のモチベーションの動員という点でコントラストが大きく、安静時‐注意処理の要請があった際のモチベーションの切り替えに秀でており、心身鍛錬によりこれが達成されている可能性が考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
武道の精神的健康増進作用の報告を背景として、今回、機能的MRIを用いて、剣道有段者のモチベーションに関する脳内ネットワーク(motivation network: MN)について、MN内の機能的結合性(FC)を、注意関連の課題を用いて調べました。結果、剣道有段者では、静時‐注意処理の要請があった際のモチベーションの切り替えに秀でており、心身鍛錬によりこれが達成されている可能性が考えらました。
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