研究課題/領域番号 |
16K01799
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
竹内 武昭 東邦大学, 医学部, 准教授 (60453700)
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研究分担者 |
野村 恭子 秋田大学, 医学系研究科, 教授 (40365987)
中尾 睦宏 国際医療福祉大学, 医学部, 教授 (80282614)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 非定型うつ / 双極性障害 / 光トポグラフィー / 非定型うつ病 / BMI / うつ病 / 食事 / 生活習慣 / 心身の健康 |
研究成果の概要 |
光トポグラフィーは脳機能を非侵襲的な手法で評価できる装置である。日本ではうつ症状の鑑別において保険適応されている手技である。非定型うつ病はメタボリック症候群や他の身体疾患との合併のため心療内科のクリニックでも良くみられる疾病であるが、光トポグラフィーによる診断的意義についてはあまり理解されていない。そのため本研究では光トポグラフィーによるうつ病の診断への正確性への検討を、うつ病、非定型うつ病、双極性障害の例を交えて検討した。軽症のうつ病に対しての光トポグラフィーの診断の可能性と非定型うつ病の波形の特徴について報告した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
光トポグラフィーのうつ症状に対する診断は保険適応であるが、うつ病と双極性障害に対して行われており、非定型うつ病に対する報告はない。非定型うつ病はうつ病と双極性障害のどちらに属するのかは結論が出ていない状態であり、光トポグラフィーによる波形の特徴はこの議論の結論に一つの方向性を示すことができた。非定型うつ病はうつ病に近いと光トポグラフィーの診断上は判断される可能性が示唆された。日本では非定型うつ病に対して、明確な治療薬と治療法が確立していない状態であり、非定型うつは双極性障害の前段階や亜型ではなく、うつ病として治療法の確立が必要かもしれない。
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