研究課題/領域番号 |
16K01874
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
新田 收 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 教授 (80279778)
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研究分担者 |
松田 雅弘 城西国際大学, 福祉総合学部, 准教授 (40453485)
小山 貴之 日本大学, 文理学部, 准教授 (80579110)
楠本 泰士 東京工科大学, 医療保健学部, 講師 (60710465)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 発達障害 / 協調運動障害 / 運動発達 / 運動イメージ / 空間認知 / 指導方法 / 動作模倣 / 回旋運動 / 協調運動 / 運動・遊び / 感覚異常 / 運動機能 / 協調性 / アンケート / 自閉症スペクトラム障害 |
研究成果の概要 |
発達障害では,運動の協調性において問題を持つことが多い.この要因として,運動イメージと空間認知の未熟さが考えられる,このことを踏まえ,対象児の,運動イメージと空間認知の成熟度を評価し,この点に焦点を当てた,プログラム開発が必要と考えた.本研究では,協調運,運動イメージ,空間認知に関する評価尺度の開発を行い,定型発達児を対象として,尺度の信頼性と妥当性の評価を行った.この結果,2歳から8歳の間で,これらの全ての尺度において,年齢との関連性が見出された.このことから,協調性には運動イメージと空間認知と関連し成熟することが示唆された.この結果に基づき,指導方法および指導プログラムを立案し公表した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
発達障害はコミュニケーションや社会性の障害として理解されることが多い.しかし詳細に観察すると,運動においても問題を抱えることが極めて多い.特に協調運動障害が知られている.本研究は,これまで把握することが困難であった,発達障害児にける,協調運動と,その要因と考えられる,運動イメージ・空間認知を評価する方法を開発した.各評価尺度の,信頼性,妥当性を検討し,各尺度と年齢との関係を示した.されに評価に基づく指導方法を提案した.
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