研究課題/領域番号 |
16K02246
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・芸術諸学
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研究機関 | 京都市立芸術大学 |
研究代表者 |
前島 美保 京都市立芸術大学, 日本伝統音楽研究センター, 客員研究員 (40436697)
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研究分担者 |
土田 牧子 共立女子大学, 文芸学部, 准教授 (30466958)
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研究協力者 |
鎌田 紗弓
木岡 史明
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 歌舞伎囃子 / 歌舞伎音楽 / 近世 / 近代 / 史料研究 / 狂言作者 / 伝書 / 劇書 / 日本音楽史 / 囃子方 / 黒御簾 |
研究成果の概要 |
本研究では、近世および近代の歌舞伎囃子を今に伝える劇書と伝書という二つの史料群を収集・調査し、歌舞伎囃子関連箇所を重点的に精読・翻刻することで、既出史料の見直しと新出史料の検討を行った。最終的に解題と翻刻を収載した報告書(『歌舞伎囃子に関する劇書・伝書の研究―解題・翻刻―』として出版・公開し、歌舞伎囃子の史料研究の基盤を整備・確立することを目指した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
『芝居囃子日記』の最善本と考えられる町田本を確認できたこと、これまで十分に紹介されてこなかった『演劇拍子記』『三芝居楽屋雑書』「新梓 猿若年代記」を精査できたこと、当初の予定より幅広く関連史料を発掘することができたことは、歌舞伎囃子の歴史的展開を考える上で大きな収穫だったものと思われる。収集した各史料の成立背景や影響関係、記載内容の吟味等については、今後も継続的に検討を重ねてゆきたい。
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