研究課題/領域番号 |
16K02655
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
田口 善久 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 教授 (10291303)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ミャオ語 / 文法変化 / 直示動詞 / TAKE動詞 / 類別詞 / ミャオ語文法 / 比較文法 / ミャオ・ヤオ語 / 文法比較 |
研究成果の概要 |
本研究は、東アジア・東南アジアに分布するミャオ語系諸言語について、文法について記述言語学的かつ歴史言語学的な研究を遂行することである。この研究期間内においては、ミャオ語系諸言語の人称詞、類別詞、直示動詞について研究を行った。その結果、人称詞については、本来の融合タイプから分析的タイプへの変化が見られること、類別詞については定的な指示を行うものがあることなど類型論的に有意義な発見があった。直示動詞については、venitive動詞に二項対立があり、移動者の本来的所在地がキーになっていることを見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ミャオ語系諸言語は、1000万人を超える話者を持つ言語でありながら、その話者のほとんどが中国国内に位置するところから、従来詳しい文法的実体はほとんど明らかにされてこなかった。本研究では、それらを研究者が保持する数種類のミャオ語話者のネットワークを使用して推し進めるところに狙いがあった。その結果、世界の他の地域における言語と比較対象して研究する上で重要と考えられる発見があった。
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